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“絶滅”寸前!? もう乗れないかも… 半世紀近くを駆けるご長寿車両を一挙紹介

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 製造から長い時を経た今でも、さまざまな理由で、現役で走り続けている車両たち。年々貴重な存在になりつつある国鉄型車両から、各社の顔として活躍し続ける大手私鉄の生え抜き車両、新天地で活躍する譲渡車両など、見られる・乗れるのは今がラストチャンスかもしれない「ご長寿車両」を一挙紹介する旅鉄 BOOKS 047『絶滅しそうな車両図鑑』(天夢人・東京)が発売された。税込み1,980円。

 著者は、鉄道や旅にまつわる記事を多数執筆し、著書に『大人の鉄道趣味入門』(交通新聞社)、『残念な鉄道車両たち』(イカロス出版刊)などがある池口英司氏。

年々貴重な存在になりつつある国鉄型車両
年々貴重な存在になりつつある国鉄型車両

 国鉄民営化から 40 年以上が経ち、年々その数を減らしている国鉄型車両。1~3章では、国鉄からJR、そして地方の私鉄へと引き継がれて今も走り続ける気動車や電車、レトロなたたずまいでSLや観光列車に活用されている人気の客車を集めた。

 1960~70 年代は通勤需要の増大に伴い、当時最先端の技術を結集して私鉄の名車たちが生み出された。4・5 章では、今も活躍を続ける大手私鉄の車両や、長きにわたり地域交通を支えている地方・中小私鉄の車両などを紹介している。

各社の顔として活躍し続ける私鉄のご長寿車両
各社の顔として活躍し続ける私鉄のご長寿車両

 主な掲載車両は、国鉄型がキハ 40 系・キハ 20 系・115 系・103 系・113 系・12 系客車・60 系客車、私鉄が東武 8000 系・西武 2000 系・東急 8500 系・名鉄 6000 系・近鉄 8000 系・京阪 2200 系・阪急 3300 系・阪神 5000 系・南海 6000 系・西鉄 600 形など約80車両。現在運行される路線や、その来歴や長生きの理由に迫れる1冊だ。