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スマホから生活パターンを可視化 立教大大学院研究室などが分析

スマホから生活パターンを可視化 立教大大学院研究室などが分析 画像1
立教大学大学院社会学研究科×フラー 「40代女性における計算結果(イメージ)」

 

 立教大大学院社会学研究科(東京都豊島区)・木村忠正研究室とIT企業のフラー(新潟市)はこのほど、スマートフォンアプリ同士の関連性を可視化する共同研究をまとめ、発表した。それによると、アプリ利用データから、年代別のライフスタイルの特徴などが浮き彫りになったという。

 研究は、立教大大学院社会学研究科の和田伸一郎教授や川畑泰子助教が中心となって実施。フラー提供のスマホアプリの起動ログデータを使い、年代別のアプリ使用の特徴などを分析した。研究結果は「第35回人工知能学会」で今年6月発表した。

 起動ログデータの分析によると、例えば、40代女性のスマホユーザーは、マクドナルドやすかいらーく、ニトリなどのショッピング・ポイントアプリからメールアプリやウェブブラウザアプリへ移動する傾向が特徴として見られた。また30代は大手電子商取引(EC)企業グループ内の各種アプリ(銀行やクレジットカードのアプリなど)を利用する傾向が顕著で、特定EC企業グループ内のアプリ利用を好む特徴が見られた、という。

 立教大大学院社会学研究科とフラーは今回の研究について「アプリの利用動向から人々のライフスタイルを一定の精度で把握できる可能性が示された」としている。