SDGs

いつもの買い物がゼロ・ウェイストに! 資生堂・味の素・キッコーマンなどがLoopに参画

LoopECサイトの商品と専用ボックス。
LoopECサイトの商品と専用ボックス。

 宅配が便利な点は、重い荷物を持たずに済む、店に行く手間ひまが省けるなどだが、社会全体のゼロ・ウェイストにも貢献できるとしたら、宅配を選ばない理由はないかもしれない――。

 Loop Japan(ループ・ジャパン・横浜市)は、廃棄物を出さない「ゼロ・ウェイスト」を目指した、循環型ショッピングプラットフォームのECサイトをオープンした。約一年間実証実験を行い、今後の商品数拡大や参画ブランドの増加などを目指している。

Loop6
LoopECサイト

 8月31日(火)にスタートした実証実験に参加しているのは、アース製薬・味の素・資生堂ジャパン・キッコーマン飲料・キッコーマン食品・ネイチャーズウェイ・luv waves of materialsの7社。フィッツコーポレーションも、9月半ばに商品を発売する予定になっている。

 今回、ECサイトで扱っている商品は、「ほんだし」(75g入り瓶、税込み486円)・「AGFブラックコーヒー瓶」(30g、同864円)・「キッコーマン御用蔵醤油 250ml」(同1,028円)・「アクアレーベルスペシャルジェルクリームA(オイルイン)」(ガラス容器、同1,925円)・「ドクターブロナー マジックソープベビーマイルド」(450mlのステンレス容器、同2,750円)・「LUVHAIRシャンプー」(285ml、同3,410円)などの14商品。フィッツコーポレーションはルームフレグランス3種類の展開を計画している。

 Loop商品の最大の特徴は、どの企業・ブランドも再利用可能な容器を使用している点。商品はLoopの専用ボックス(トート)で届けられ、使い終わった空の容器を専用ボックスに入れておくと、回収・洗浄され、再び商品容器として使用される仕組みになっている。既存商品と比較した場合、現時点ではLoop商品の単価は容器代が上がることから高くなるが、耐久性のある再利用できる容器を使用することで、ゼロ・ウェイストや二酸化炭素の排出量削減などに貢献できる。

Loop専用にデザインされた資生堂の「アクアレーベル」商品。Loop用の容器では、洗浄に耐えられる容器開発に各社が苦労しているという。
Loop専用にデザインされた資生堂の「アクアレーベル」商品。Loop用の容器では、洗浄に耐えられる容器開発に各社が苦労しているという。

 Loopではまた、関東のイオン店舗19店でも商品を展開している。普段からよく使う商品がLoopにもある場合は、ゼロ・ウェイストショッピングに参加してみるのはどう? なお、今回の実証実験は事前登録を行った東京・神奈川・千葉・埼玉の5,000世帯が対象。今後利用を希望する場合は、利用者登録(https://buydurable.jp/)をすることで、参加枠が増えた際に連絡が来るという。

 いずれの商品も、容器の預り金として100~1,000円が価格にプラスされるが、容器を返却すると預り金は戻ってくる。