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AI行政案内サービスの多言語化に向けて実証開始 静岡県袋井市と三菱総合研究所が合同で

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静岡県袋井市 「AIスタッフ総合案内サービス」

 

 静岡県袋井市は、行政に関する市民からの問い合わせに人工知能(AI)が対話(チャット)形式で自動回答する「AIスタッフ総合案内サービス」の多言語化に向け、三菱総合研究所(東京都千代田区)と合同で、外国人市民などを対象に2カ月間の実証事業を開始した。10月15日まで。

 4630人(8月1日現在)の外国人市民を抱える袋井市は、市全体人口に占める外国人市民の割合が5・26%と、静岡県内21市の中で3番目に多い水準となる。「言葉の壁」を解消し、コミュニケーションを円滑化することを課題とした同市は、運用する「AIスタッフ総合案内サービス」の、多言語化機能の実装を目指す。

 外国人市民の質問や関心事、困りごとなどの傾向を探り、支援につなげるとともに、三菱総合研究所は、利用者の操作性確認や袋井市と連携した運用方法を探る。
 実証方法は市役所などで配布するチラシのQRコードや、ホームページに掲載されているURLから、実証用のAIチャットボットにアクセスしてもらい、利用後に各言語のアンケートに回答してもらい実証をする。

 対象者は袋井市役所などの来庁者や、市内事業所で働く外国人、留学生などで、対象言語は6言語(英語、ポルトガル語、ベトナム語、中国語など)で実施する。