カルチャー

モダン建築の京都を味わう 長楽館のタイルタルト

長楽館モダンタイルタルト
長楽館モダンタイルタルト

 見るだけでなく、文字通り「味わう」ことができる芸術だ。京都市京セラ美術館で9月25日から始まる「モダン建築の京都」展と、明治の洋館・長楽館(京都市)がコラボ。長楽館の旧温室のタイル柄を模様に取り入れた「長楽館モダンタイルタルト」が期間限定で食べられる。

 京都・円山公園の南に位置する長楽館は、1909年にタバコ王と呼ばれた実業家 村井吉兵衛の別邸として建てられた。初代内閣総理大臣・伊藤博文氏が命名し、当時は私設迎賓館として、伊藤博文、大隈重信、山縣有朋などの明治時代の重鎮各氏、そして英国皇太子ウェールズ殿下やコンノート殿下をはじめ、国内外の賓客を迎えた場所。1986年には家具調度品30点を含めて京都市有形文化財の指定を受けた、京都のモダン建築の一つだ。

京都市指定有形文化財 長楽館 外観
京都市指定有形文化財 長楽館 外観

 現在は、往時の洋館の造りをそのままに、カフェ・レストラン、バー、スイーツブティックとして営業。今回のタルトの中には、パルマギルジェンティ種アーモンドをたっぷり使用した自家製クリームが詰まっており、シンプルなおいしさが際立っている。コーヒーもしくは紅茶とのセットで税込み1,800円。モダン建築の京都展の入場券の提示で、値引きの優待もある。