カルチャー

美人画に見る今昔 昭和から現代へと見比べられる美人画展

蒼野甘夏 「As time goes by」10号(53.0×45.5 cm)
蒼野甘夏 「As time goes by」10号(53.0×45.5 cm)

 そもそも「美」はかなり主観的なものだが、それでも文化圏により、時代によってもかなり異なると思うのは、絵画や彫刻で“美人画”を見る時。そんな「美しさとは何か」を考える機会になりそうな「美人画展~What’s Beauty~」が、10月27日~11月2日まで、大丸心斎橋店(大丸松坂屋百貨店・東京)本館8階 アールグロリュー ギャラリー オブ オーサカで開かれる。

岡本東子 「不撓の花」15号(65.2×50.0cm) 日本画
岡本東子 「不撓の花」15号(65.2×50.0cm) 日本画

 江戸時代の浮世絵の流れを汲む日本の美人画は、一時期アニメやグラビアの台頭で「美人画空白時代」と呼ばれたが、近年は愛好家も増え、書籍や雑誌の特集では美人画ブームとして取り上げられる機会も多くなっている。

 展覧会では、昭和以後のこれまでの伝統的な近代美人画の世界と、現代の画家による次世代へと続く美人画を一堂に出品。異なる着想や技法で描かれた美人画の昔と今を見比べることができる。入場は無料。

藤田嗣治 「横向きに坐る婦人像」55.4×56.4㎝ 紙本・鉛筆・東美鑑  
藤田嗣治 「横向きに坐る婦人像」55.4×56.4㎝ 紙本・鉛筆・東美鑑