カルチャー

明朝体のルーツと原稿用紙の起原 黄檗(おうばく)文化を今に問う

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 読書や芸術の秋。京都・宇治の禅寺、萬福寺と宝蔵院では、文化財に親しむイベント「明朝体のルーツ 黄檗文化を今に問う」(京都山城地域振興社・京都府宇治市)が11月23~28日に開催される。

鉄眼版一切経版木(重要文化財)
鉄眼版一切経版木(重要文化財)

 印刷用書体「明朝体」や原稿用紙の起源とされる「鉄眼版一切経版木」(重要文化財)と、江戸時代の文化に大きな影響を与えた「黄檗文化」を紹介する文化観光イベント。特別展は、ふだんは非公開の萬福寺法堂で開かれる。見学ツアーは、日本における本格的な出版事業が始まったとされる宝蔵院収蔵庫で実施。僧侶らの案内で約6万枚の「鉄眼版一切経版木」を間近に見ることができるほか、340年以上たつ、今もなお熟練の刷り師が行う一切経版木の手刷り印刷作業を見学することができる。参加費は前売り1,800円、当日2,000円で、萬福寺の入場料、宝蔵院の拝観料を含む。僧侶指導付きの座禅とオリジナル普茶料理のついた「まるごと黄檗文化体験プラン」は6,100円だ。