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サントリー美術館が来年の展覧会スケジュール発表 正倉院宝物再現模造や葛飾 北斎作品も

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サントリー美術館 「2022年展覧会スケジュール」

 サントリー美術館(東京都港区)は、2022年に開催する展示会のスケジュールを発表した。国内外より名品が一堂に会する企画展や、独自のラーニングプログラムなど、1月から五つの展示会を開催する。

 2022年展示会の第1弾は、1月26日(水)~3月27日(日)に「御大典記念 特別展 よみがえる正倉院宝物―再現模造にみる天平の技―」を開催する。東大寺(奈良市)の正倉院に保管される宝物を、熟練の技と最新の調査・研究成果との融合により生み出された再現模造の逸品を集めて展示するという。

 第2弾は4月16日(土)~6月12日(日)に「北斎―大英博物館所蔵作品を中心に―(仮称)」を開催。大英博物館(イギリス)にも多数収蔵されている浮世絵師・葛飾北斎の作品を中心に、国内の肉筆画を交え、北斎の画業の変遷や海外の日本美術愛好家たちの姿を浮き彫りにする内容だ。

 第3弾は「―心の情景―歌枕(仮称)」を6月29日(水)~8月28日(日)に開催する。古来から和歌の詠まれた名称や旧跡を表す「歌枕」について、さまざまな美術作品を通して、再び歌枕の共有を試みる展示会を企画しているという。

 第4弾は9月14日(水)~11月13日(日)に「大阪市立美術館名品展(仮称)」を開催。1936年に開館した大阪市立美術館のコレクションは、日本・中国の絵画や書蹟、彫刻、工芸など約8500件を数えるという。同館が誇る東洋美術の精華を東京で展示するとしている。

 第5弾は11月30日(水)~2023年1月22日(日)に「智積院の名宝」を開催予定。総本山智積院(京都市東山区)の名宝を一堂に集め展示するとともに、国宝の「桜図」「楓図」「松に秋草図」が寺外で初めてそろって公開する“貴重な機会”だとしている。

 今年、開館60周年を迎えたサントリー美術館は、記念展として、第4弾の「千四百年御聖忌記念特別展 聖徳太子」(11月17日~2022年1月10日)を開催する。