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マネックス証券のスマホ投資「ferci」にAndroid版登場 1株から株購入できる若年層向けアプリ

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 若者や投資初心者を中心にスマートフォンで株式を購入できる「スマホ証券」といわれる取引サービスが続々登場している。マネックス証券(東京)はこのほど、同社の「かんたんスマホ投資『ferci(フェルシー)』」について、新たに米グーグルの基本ソフト(OS)Android(アンドロイド)に対応したアプリを開発し、提供を始めている。

 11月24日、都内で開かれた説明会で、ferciの開発を担当した万代惇史(まんだい・あつし)証券企画室長は①1株から購入できる ②操作が簡単 ③SNS機能を持つ――という三つの特徴を挙げた。

 説明によると、株式投資は通常、1単元=100株といった取引をするため、ある程度まとまった金額が必要になるが、「ferci」では日本の上場企業の株式を1株から購入することができる。単元未満の株式取引に関しては、買い付け手数料が無料だ。

 また、スマホ世代の20代、30代を意識し、フリマアプリや口コミアプリを参考にしたといい、口座開設や入金、株式購入などを“直感的に操作”することができるという。さらにアプリ内にSNS機能を採用し、各銘柄に投稿された他の投資家の口コミを参考にしたり、気に入ったユーザーをフォローしたりすることができるとしている。

 Ferciは2019年6月からアップルのiOSに対応したサービスを先行して提供。Android版もほぼ同等の内容を利用できるという。

プレゼンをするマネックス証券の清明祐子社長。
プレゼンをするマネックス証券の清明祐子社長。

 説明会では、マネックス証券が今年11月に実施した資産運用に関する全国の男女569人の意識調査について、清明祐子(せいめい・ゆうこ)社長が説明した。

 それによると、コロナ禍での経済不安を背景に回答者の26・4%が資産運用に前向きになったという。理由として「金銭的な不安が増えた」「コロナ禍による先行きの不透明感」といった声が多かったとしている。特に20代が抱える将来不安については「健康」「仕事」などより「お金」が95%と圧倒的で、不安解消のために「投資などの資産運用」とする回答が「節約」「副業」に次いで多かったという。

 ただ、20代に資産運用のハードルを聞いたところ「損するのが怖い」「まとまったお金がない」「使い方がわからない」との声が寄せられた。こうした結果を受け、清明社長は「投資する人は40代や50代が多いが、「ferci」を使って若年層にも気軽に投資をしてほしい」と話した。