カルチャー

震災・原発事故被害の福島県のさらなる復興を祈って 福島・浪江町「大堀相馬焼」窯元から「JR常磐線箸置き」

大堀相馬焼 松永窯 JR常磐線箸置き
大堀相馬焼 松永窯 JR常磐線箸置き

 2011年3月の東日本大震災とそれに伴う東京電力福島第一原発事故の影響により、福島県の富岡駅と浪江駅の間で不通となっていたJR常磐線が全線で運転を再開したのは、9年後の2020年3月14日。これを記念し、福島県浪江町の伝統工芸品である「大堀相馬焼」の窯元、松永窯が常磐線の車両をモチーフに製造した「JR常磐線箸置き」(ガッチ・東京)が、浪江町ふるさと納税でこのほど先行発売された。

 

 JR常磐線の代表車両「E531系」「E721系」「651系」「E657系」の4種を、流線形の車体やドア・窓の形状、色、柄など細部までこだわり再現した。浪江町ふるさと応援寄附(ふるさと納税)のサイト「ふるぽ」「ふるさとチョイス」で販売し、寄付金額は22,000円で4種セットを購入できる。

 常磐線になじみ深い地域の人たち、ゆかりのある人たちだけでなく、鉄道ファンも手に入れたい箸置きで、インテリアとしても楽しめる。福島県の最東端に位置する自然豊かな浪江町は、震災後、町全域が避難区域となり、6年が経過した2017年3月に町の一部の避難指示が解除され、ようやく町の復興へ向けた動きが本格化したが、多くの課題を抱え、復興にはまだまだ時間がかかるという。かわいらしい鉄道の箸置きで、被災地のさらなる復興を応援しよう。