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防災の専門研究所が「ペットのBLS検定」を開発! さらに9月9日が「ペットも救急の日」に

検定

 コロナ禍でペットを飼う家庭が増えているという。旅行や移動に憩いや刺激を求められない今、ペットはわれわれにとって、より一層身近な存在になっているのかもしれない。そんな中、琉球大学地域創生総合研究棟にある地区防災研究所(沖縄県西原町)が、「ペットBLS検定」を開発し、その資格を取得するための「ペットBLSトレーニングセンター」を設立した。

 BLSはBasic Life Supportの略で、心肺停止または呼吸停止に対する一次救命処置のこと。人間の救命方法は、学校の授業や車の運転免許取得時などに習得する機会が多くあるものの、ペットの救命方法を習う機会は非常に少ない。そうした現状を鑑み、ペットの飼い主や、ふだん仕事などで動物と関わる全ての人を対象に、救命法をレクチャーする専門機関だ。

 さらに、毎年9月9日が「ペットも救急の日」として、日本記念日協会によって正式に登録された。元々この日は国により「救急の日」と定められていたが、それに重ねる形でペットの救急についても改めて考える日として認知拡大を目指す。

 コロナ禍でペットを飼い始めた人や、ペットを家族の一員であると考えている人が増える一方、ペットが心肺停止状態に陥った際の救命法を知らないという飼い主が93%に上ることが、同研究所が依頼した調査機関によって明らかになった。動物愛護の観点から、改めてペットにまつわる専門機関を設立し、その命を守ることで動物愛護の活動を強化していきたいという。