カルチャー

お葬式を“最期の家族旅行”に 故人と一緒に思い出の地を専用バスで

junrinsai_bus

 多様化する「お葬式のかたち」。家族や近しい人だけで故人を見送る「家族葬」も一般的になってきている。さらに、「宗教・宗派にかかわらず自分らしい最期を迎えたい」「故人が望む形で見送りをしたい」など、葬式に対する考え方も時代とともに変化している。そのような中、葬祭事業の「めもるホールディングス」(北海道恵庭市)は、葬儀の新しいサービスとして、移動型葬祭サービス「巡輪偲/Jun Rin Sai」の受け付けを始めた。

 「巡輪偲」は、専用バスの座席のかたわらにお棺の安置場所を備え、故人の存在を間近に感じながら、ゆかりの地を旅してもらうプラン。「もう一度あの場所に行きたかった」「あの人に会いたかった」「それを実現させてあげたかった」といった、故人や遺族の心残りを解消し、悔いのない見送りの形を提案する。「お葬式は最期の家族旅行であってほしい」とい考えのもと、思い出をたどり、新たな思い出を重ねる「旅葬」という新しいコンセプトだ。故人との最期の時間を過ごし思い出に触れることで、遺族が新たな一歩を踏み出すきっかけにしてほしいという願いも込められている。

bus_01 (2) (1)

 「お葬式は一つの場所に集って行うもの」というこれまでの常識にとらわれない故人とのお別れの形を目指し、訪れたい場所や会いたい人、かなえたい思いなどについて事前にしっかりとヒアリングをし、完全オーダーメードのオリジナルプランを作成する。問い合わせは同社への電話(TEL:0120-582-550)かホームページの専用フォームからメールで受け付けている。