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使用済みLEDサイネージを植物栽培に利用 TBグループが実証実験に成功

使用済みLEDサイネージを植物栽培に利用 TBグループが実証実験に成功 画像1
TBグループ 「LEDサイネージ(赤)システム点灯時〉」

 

 TBグループ(東京都文京区)はこのほど、役目を終えた屋外のLEDサイネージを、植物栽培システム用の光源として再利用する実証実験に成功した、と発表した。

 同社は、屋外仕様の中小型商用サイネージが主力製品の一つで、全国に累計25万台導入された実績がある。新製品への買い替えなどで市場から回収されるものは、これまで分別による再資源化を行っていた。こうしたサイネージは、元々、直射日光や風雨、温度の高低など屋外の過酷な条件に対応した高い環境性能と耐久性を持っており、LEDの想定寿命もかなり残っていることから、より付加価値の高い有効活用方法を模索していたという。

 植物工場向けの栽培システムは、三洋テクノソリューションズ鳥取(鳥取市)と共同開発した。植物工場を建設する際の初期コストを低減するとともに、光源の特徴を、味や食感、栄養素などの個性に反映させることで、新しいブランド野菜の生産を可能にする、としている。