カルチャー

書き損じはがき2枚が子どもの食事2食分に マニラの路上生活児の支援呼び掛け

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 フィリピン・マニラの路上の子どもたちが暮らす児童養護施設「子どもの家」(認定NPO法人アイキャン・名古屋市)。2016年に開設され、現在、18人の身寄りのない元路上の子どもたちが、仲間と共に暮らしているという。アイキャンによると、都市化が進むフィリピンには、25万人以上の路上の子どもが存在。家庭内暴力や育児放棄、経済的困窮など、さまざまな理由で路上での生活を余儀なくされており、多くの子どもたちは路上での物乞いや、物売り、性産業などによって生きる糧を得ているという。

 アイキャンでは現在、書き間違えた未投函の官製はがき、未使用の官製はがき、未使用の切手や商品券、テレホンカードを募集中。「子どもの家」の運用に活用していく。はがき1枚は子どもたちの食事2食分の費用になるという。

フィリピン・マニラの路上の子どもたち
フィリピン・マニラの路上の子どもたち

 フィリピンの子どもたちの生活改善に1994年から取り組むアイキャンは、フィリピンの開発プロジェクトの専門集団として、さまざまな人や組織と連携し、活動を行っている。「子どもの家」は、家庭的な雰囲気の居間や台所、寝室を備え、学習やワークショップ、カウンセリング用の場所も整備。より多くの路上の子どもたちが生活を改善し、復学への意欲を高められるよう、勉強や心のケアにも対応し、通学のための学用品や学費を提供している。

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 マニラの児童養護施設の数は不足し、路上を出て新しく生きていきたいという願いを持つ子たちを、すぐに受け入れられない現状がある「子どもの家」で安心して生活する子どもたちの数を増やすために、運営への寄付も募っている。詳細はアイキャンのホームページから。

■認定NPO法人アイキャン

所在地:名古屋市中区大須3丁目5-4矢場町パークビル9階 電話:052-253-7299
メール:info@ican.or.jp