おでかけ

デジタル導入で舟遊び 屋形船×AR

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 飲食や観光同様、コロナ前と比較すると売上9割減が2年近く続いているという屋形船業界。遊びに出かけるだけでも慎重になる中で、屋形船に目を向けてもらうのは大変だ。そこでそのきっかけを作ってくれそうなちょっと面白い試乗会(屋形船東京都協同組合・東京)が、このほど行われた。ARアプリを使って江戸時代の川辺の様子を楽しめる屋形船だ。

AR体験の様子:ARで江戸時代の隅田川・東京湾を再現
AR体験の様子:ARで江戸時代の隅田川・東京湾を再現

 ARアプリ「お江戸の川遊びへおいでなんし」(ジーン・大阪市)のリリースに先立って1月中旬に実施された試乗会で参加者は、手持ちのスマホやタブレットで江戸の町の庶民の様子を見たり、搭載されたゲームで江戸時代に実際に捕れた魚を釣ったりと、タイムスリップしたような体験を楽しんだ。

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参加者からは「昔の風景と今を比べると見慣れた景色も変わって楽しかった」「途中で流れた江戸っ子のナレーションがよかった」などさまざまな感想が寄せられたという。今の風景に重ねて視覚的に時をさかのぼれるARは、史跡などでも利用されているが、観光地での導入も進みそうだ。

指南書:ARや乗船をより楽しくする豆知識などを記載
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