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紙コップが野菜の堆肥に!  J1ガンバ大阪ゲームで実証実験

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 お弁当容器などに限らず、一度きりで捨てられてしまう材料は非常にもったいない。ましてプラスチックや分別が難しいものは地球環境に与える影響が大きく、極力、再利用やアップサイクルすることが望ましい。三菱ケミカル(東京)はサッカークラブのガンバ大阪と連携し、2022年にガンバ大阪のホームスタジアムであるパナソニックスタジアム吹田で開催されるJ1ゲームにおいて、三菱ケミカルの生分解性樹脂「BioPBS」を使用した紙コップを使った実証実験を開始する。

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 三菱ケミカルから提供される紙コップは約10万個。同スタジアムでドリンク用の紙コップとして使った後、食べ物の残りカスなどと一緒に一次発酵を実施。その後、堆肥場で二次・三次発酵し、それを農作物の栽培に有効活用する計画だ。

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 BioPBSは、微生物によって水と二酸化炭素に分解される植物由来の生分解性樹脂。植物由来だが、低温ヒートシール性や耐熱性などに優れているという。BioPBSを使うことで、紙コップ全体がコンポスト(堆肥)設備や土壌で分解することが可能なのが特徴だ。