カルチャー

人生の岐路は成長のチャンス! 野口健さんと娘の絵子さんの対話が一冊の本に

main

 子どもから大人へと移り変わる10代は、体も心も変化していく中、将来への夢と同時に、不安や迷いも生じがちだ。そして、思春期の子どもたちは、会話が減ってきたり反抗的になったりと、親にとっても難しさを感じる年ごろでもある。そんな悩み多き10代とその親にとって、大きなヒントになりそうな一冊が発売された。

アルピニストの野口 健さんと、ひとり娘の絵子さん(書籍制作時17歳)の対話をまとめた『父子で考えた「自分の道」の見つけ方-「正解」を選ぶのではなく、選んだ道を「正解」にすればいい!』(誠文堂新光社)だ。9歳で本格的な登山に挑戦し、15歳でキリマンジャロ登頂に成功した絵子さんは、冒険家の父も驚くほどチャレンジ精神が旺盛。現在はニュージーランドの高校に留学中である。「日本で普通に高校生活を送りたい」と思っていた絵子さんがなぜ留学の道を選んだのか。コロナ禍という「想定外」の事態にどう対応したのか。いったい何が自分の中で変わったのか。登山という共通の絆で結ばれた親子であっても、対話することで初めて明らかになることがいっぱい。

ある一組の親子の対話にすぎないかもしれないが、10代が直面するさまざまな「選択」「決断」について、親子で一緒に考え、向き合っていくことがいかにステキで実り豊かなものかという、「親子対話のススメ」になっている。

巻末には、《10代の君たちに送る「後悔しない人生のための7つのルール」》、《すべてのお父さんに送る「子どもと向き合うための7つのルール」》を掲載。税込み1,650円。