SDGs

「Z–1グランプリ・プレ大会」グランプリ進出の2作品決定 小中高生によるオリジナル雑煮レシピのコンテスト

「Z–1グランプリ・プレ大会」三次審査に進んだレシピ5作品の雑煮
「Z–1グランプリ・プレ大会」三次審査に進んだレシピ5作品の雑煮

 SDGs(持続可能な開発目標)をテーマにした小中高生によるオリジナル雑煮レシピコンテスト「Z–1グランプリ・プレ大会」(主催:全国調理師養成施設協会・東京)三次審査が4月22日、東京都内で行われ、最終審査(グランプリ決定)に進出する2作品のレシピが発表された。

 正月に家族そろって雑煮を食べる食文化を次世代へ伝え、雑煮に親しんでもらうことを狙いにしたコンテスト。対象は、主に東海北陸地区。「私のSDGs、ご当地食材でもったいなくない雑煮!」をテーマに、類似のレシピが無くオリジナルであること、餅を入れること、ご当地食材を1種類以上入れること、食材を無駄なく使っていること、材料費は500円以内であることを条件に募集し、小中高生から1,027点が寄せられた。

 二次審査は、東海北陸地区の担当調理師学校に集まった応募レシピから、書類選考で5作品を選出した。今回の三次審査では調理専門学校教員がレシピを基に再現した5メニューを、料理評論家・教育者の服部幸應氏、日本料理家の笠原将弘氏ら審査員4人が実食。「もったいなくない!遠州の海&山の恵みたっぷり!ZO-NI」(静岡県・小5)と、「きのこの土瓶蒸し風トラぞうに」(茨城県・高3)の2作品が選ばれた。6月18日に愛知県で行われる最終審査に進出する。

「Z-1グランプリ・プレ大会」三次審査で実食する審査員
「Z-1グランプリ・プレ大会」三次審査で実食する審査員

 小学校5年生考案の「もったいなくない!遠州の海&山の恵みたっぷり!ZO-NI」は、白米として流通できないくず米などを粉にして餅にした遠州地方の「おはたき餅」を使用。地場特産品の食材を多く用い、フードマイレージの意識やフードロスの削減、調理の際のエネルギー削減を目指したという。レシピ考案した小学校5年生は「遠州の伝統や文化を知ってもらえたら嬉しい」とコメントした。また、茨城県の高校3年生考案の「きのこの土瓶蒸し風トラぞうに」は、寅年にちなみ、餅に巻いた卵にのりでトラ模様をあしらったアイデア雑煮。

「もったいなくない!遠州の海&山の恵みたっぷり!ZO-NI」(小学5年生考案)
「もったいなくない!遠州の海&山の恵みたっぷり!ZO-NI」(小学5年生考案)
「きのこの土瓶蒸し風トラぞうに」(高校3年生考案)
「きのこの土瓶蒸し風トラぞうに」(高校3年生考案)

 三次審査に登場した他の作品は、「柚子(ゆず)香る自然薯と三つ葉のお雑煮」(静岡県・高2)、「もちもち、レンコン雑煮」(石川県・高2)、「ハレの日に召し上がれ!トマトと白野菜の紅白雑煮」(東京都・高2)。た審査員の講評では「地元の食材が生かされており学生が考えたレベルではない」「“もったいない”が生かされた食材も使われていておもしろい」などの声が上がった。