社会

自転車プロチームによるロードレースが9月に開催 高知県宿毛市で10チームが疾走

ジャパンサイクルリーグ高知大会実行委員会が設立
ジャパンサイクルリーグ高知大会実行委員会が設立

 自転車ロードレースのプロリーグ「ジャパンサイクルリーグ(JCL)」と高知県は、9月25日に宿毛市でロードレースを開催すると発表した。JCLは2021年に発足した日本初の自転車プロリーグで、元F1レーサーの片山右京氏がチェアマンを務め、現在10チームが所属。21年度は15レースを実施した。

 宿毛市が位置する高知県西南の幡多地域は、清流で有名な四万十川や全国でもトップレベルの森林面積を有する土地で、今後、豊かな自然や景観をいかしたコースが決定される。

 片山氏は「今大会では、非常に面白いコースが検討され、革新的なレースになる。宿毛市でのレース開催により、国内外に高知県を知ってもらい、将来的には国際的に活躍する選手にも来ていただきたい」と抱負を語った。

 JCLは、自転車レース開催による地方創生やサイクルツーリズムの普及、自転車の活用推進、世界に挑戦する選手の育成なども活動理念としている。