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小学館、「大辞泉が選ぶ新語大賞 2022」を募集中 “今年を象徴する新語”、昨年大賞は「親ガチャ」

小学館が「大辞泉が選ぶ新語大賞 2022」を募集 昨年は「親ガチャ」が大賞、今年を象徴する新語は… 画像1
小学館 「大辞泉が選ぶ新語大賞 2022」

 

 小学館(東京都千代田区)は、国語辞典「大辞泉」に掲載する新しい言葉(新語)や、今までにない新たな言葉の使い方(新語義)を一般から募集する「大辞泉が選ぶ新語大賞 2022」キャンペーンを実施している。11月13日まで募集し、12月に新語大賞を発表する。

 「大辞泉が選ぶ新語大賞」は2016年に「大辞泉」編集部が始めた恒例企画。オンラインで募集し、編集部が毎月「月間賞」となる新語を発表。12月にはその中から「大辞泉が選ぶ新語大賞」を選定する。新語は「大辞泉」デジタル版に採録し、アプリや電子辞書、「goo辞書」など各種ポータルサイトの公式辞書にも掲載される。

 応募はキャンペーンサイトの投稿フォームかツイッターで投稿する。応募者の中から抽選で、6月から11月まで毎月30人に「Amazonギフト券500円分」を贈る。

 2021年は1509本の投稿があり、子どもがどんな親の下に生まれるのかは運次第で、家庭環境によって人生が左右されるという意味の「親ガチャ」が大賞に選ばれた。このほか「人流」「ゴン攻め」「推し活」「まん防」など、その年を象徴する言葉が上位となった。

 また、月間賞には「わちゃわちゃ」(複数人が仲が良さそうに話している状態)、「チルする」(のんびりする。まったりする)といった明確な定義がなかったような言葉も選出された。