カルチャー

全国津々浦々のご当地パンを200種類以上収録 『日本ご当地パン大全』

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 地元で当たり前に手に入っていたはずのパンが、まさかローカルフードだったなんて! 日本全国津々浦々には、そうした「ご当地パン」が数多く存在している。懐かしいあのパンから、まだ行ったことのない場所に根付くパンまでを紹介した『日本ご当地パン大全』(辰巳出版・東京)が発売された。

 個性的な味や形のものやその土地ならではの素材を使ったユニークなもの、地元のパン屋さんやメーカーの個性が存分に盛り込まれたご当地パンというものは、知らないパンなのになぜかちょっと懐かしい。この本で紹介されているのは、菓子パンや調理パン、定番から変わり種まで、地元の人達に愛され続けたパンばかり。ローカルメーカーのみならず、町のパン屋さんや学校のパン、自販機パンまでが一堂に会しており、旅行の際のお供としてだけでなく、ご当地パンカタログとして眺めているだけでも楽しい。誕生エピソードや、生まれてからの変遷、味わい深い店舗の風景なども掲載されている。オールカラー160ページで、税込み1,650円。