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急性疾患などの早期発見で連携 積水ハウスと国立循環器病研究センター

急性疾患などの早期発見で連携 積水ハウスと国立循環器病研究センター 画像1
積水ハウス・仲井 嘉浩 社長(左)と国立循環器病研究センター・大津 欣也 理事長

 

 積水ハウス(大阪市)はこのほど、「健康寿命」の延伸を目指して、住宅で発生する急性疾患の早期発見や循環器疾患の早期発見・予防などを目的とする「連携協定」を、国立循環器病研究センター(大阪府吹田市)と締結した。

 住宅で発生する心疾患・脳疾患の早期発見や、循環器疾患の早期発見・予防に関する共同研究を進める。積水ハウスが取得するライフスタイルや住環境に関する居住者のデータと、国立循環器病研究センターが持つ循環器病領域に関する豊富な研究実績、知見を最大限活用して健康に寄与する共同研究を実現する、という。

 そのほか、循環器病予防を中心とした健康セミナーなどの啓発活動や高度循環器ドックの活用にも連携して取り組む。

 「人生100年時代の幸せの提供・住まい手価値の創出」を目指す積水ハウスは「今後も、住宅を起点に健康・つながり・学びをテーマに、先端技術を用いて住まい手のデータを取得し、無形資産を生み出し続けられる家の提供“プラットフォームハウス構想”を進める」としている。