カルチャー

キウイを使ったヘルシーな“間食のススメ” ゼスプリがセミナー開催

左から、「キウイのブルスケッタ」「キウイのプチボール」「キウイ&ナッツアイス」
左から、「キウイのブルスケッタ」「キウイのプチボール」「キウイ&ナッツアイス」

 生活に大きな変化をもたらしたコロナ禍が始まって約2年半。人々の健康面にも少なからぬ影響を与えているようだ。キウイフルーツの輸入販売を行うゼスプリ インターナショナル ジャパン(東京)はこのほど、「ポジティブフード キウイでヘルシー!“間食のススメ”~気になる体重・血糖値をコントロールするために!~」と題するセミナーを開催。健康へのアプローチとして「間食」に着目し、キウイフルーツの持つ栄養や期待できる健康効果、キウイフルーツを使った手軽な間食メニューなどを紹介した。

左から、ゼスプリの PR マネージャー栗田麻衣子氏、赤石定典氏、あまこようこ氏
左から、ゼスプリの PR マネージャー栗田麻衣子氏、赤石定典氏、あまこようこ氏

 第一部は、赤石定典氏(東京慈恵会医科大学付属病院 栄養部 管理栄養士)による「コロナ自粛による生活習慣病リスクの増加とリスク対策のための食ライフスタイルの提案」と題した講演。赤石氏は、日本生活習慣病予防協会が昨年秋に行った「新型コロナウイルス感染症拡大の陰で起きている体調変化や生活習慣に関する最新調査」などを基に解説。40~60代の3,000人を対象にした調査では、約3割が「運動をする機会が減った」とし、3割超が「間食が増えた」と回答、3人に1人が体重増加を経験し、そのうち半数は3kg以上増えているという回答結果などを紹介した。また、医師50人へのアンケートでは、8割以上が、コロナ禍による生活習慣の乱れが、そのまま生活習慣病につながることを危惧していた。

あまこようこ氏(右)によるクッキングデモンストレーション
あまこようこ氏(右)によるクッキングデモンストレーション

 赤石氏は、「間食」に着目し、質の良い間食を取ることを提唱。200kcal目安の栄養価の高い間食を昼食と夕食の間に取ることで、夕食の食べ過ぎ防止になり、3度の食事だけでは不足しがちな栄養素を補うことができるという。キウイフルーツは、日本人に不足しがちな栄養素「食物繊維」「ビタミンC」「カリウム」を豊富に含み、血糖値を上げにくく、1日2個のグリーンキウイを取ると栄養の偏りの改善が期待できると話した。

 第二部は、フードコーディネーター・料理研究家のあまこようこ氏によるクッキングデモンストレーション「キウイでヘルシー!“間食のススメ”」を実施。「キウイ&ナッツアイス」「キウイのプチボール」「キウイのブルスケッタ」の3品の作り方が紹介された。

キウイのブルスケッタ
キウイのブルスケッタ
キウイ&ナッツアイス
キウイ&ナッツアイス
キウイプチボール
キウイプチボール

 ゼスプリインターナショナルジャパンが本社を置くニュージーランドでは、キウイをデザートとして以外にも、今回紹介されたブルスケッタのようにパンと組み合わせたり、肉類と一緒にサラダに入れたりするなど、日常的に取り入れられているという。ゼスプリPRマネージャー栗田麻衣子氏は、同社HPでもレシピを紹介しているとして、健康効果が期待できるキウイフルーツを多彩なメニューで日々の食卓に取り入れてほしいと呼び掛けた。