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ザンビアのこどもたちの「足」を守る取り組み 子ども靴の下取り、そごう横浜店が13年間で累計20万足達成

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 子どもの足の成長は早く、この間買ったと思った靴があっという間にはけなくなることも。はけなくなった子どもの靴、どうしているだろうか? そごう・西武(東京)では、2009年9月から各店に「こども靴下取りコーナー」を常設。預かった靴を、国際協力分野で活動するNGO「ジョイセフ」(東京)を通じてアフリカ大陸南部のザンビア共和国に届けている。

 靴を届けることで、ザンビアの子どもたちの足を寄生虫病や破傷風などから守っており、そごう・西武全店で、2020年に合計100万足を達成。そごう横浜店でも、今年5月で20万足を達成した。ザンビアの子どもたちにとっては、自分の靴を汚さないようにと、手足を洗う衛生面の習慣にもつながっているという。

 はけなくなった子どもの靴を西武・そごうの各店「こども靴売場」にある下取りコーナーに持参すると、下取り1点につき、買い上げ価格5,000 円(税込み)ごとに1枚使用できる「500 円の割引券」と引き換えられる(西武所沢S.C.・東戸塚S.C.を除く)。日本から贈られた靴を手にしたザンビアの子どもたちからのメッセージが、特設サイト内で紹介されているので、お子さんをお持ちの方は一度のぞいてみてはいかがだろうか。