カルチャー

自分で収穫したコーヒー豆で、格別の一杯も夢じゃない? 国産コーヒーの木のオーナーを募集開始

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 コーヒーの世界は奥が深い。コーヒー豆の種類、ひき方、入れ方にこだわるだけでは飽き足らず、自分で豆の焙煎までやってしまう人も最近はちらほら見かける。究極にこだわるなら、最後は自分でコーヒー豆を栽培するしかなさそうだが、さすがにそれはハードルが高すぎる。それならせめてコーヒーの木のオーナーになるというのはどうだろうか?

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 やまこうファーム(岡山市)は、約12年かけて自社の温室ハウス内で《国産コーヒー》の栽培に成功。今年、コーヒーチェリーの初収穫を行った。それにともない、「国産コーヒーの木のオーナー」プランをリリース。企業・個人問わず、誰でもコーヒーの木のオーナーになることができて、収穫期には自分のコーヒーの木からコーヒーの収穫も楽しめるという。希望者は、同社公式サイトで無料の会員登録をすませ、エントリー。すると同社からいくつかのプランとそれぞれの価格、申し込み方などの情報がメールで案内されるという。オーナー権は人数限定で共同保有も可能なので、単独所有が難しそうな場合は友人や家族と申し込むこともできる。

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 99%を輸入に頼っているコーヒー豆は、世界情勢によって輸入量が不安定になることもあるが、国内に自分の木があれば安心だ。それに、育っていくプロセスを見守ってきた豆で入れるコーヒーは、格別の味がしそう。とことんコーヒーにこだわる人にとってはなんとも魅力的なプランだ。

やまこうファーム株式会社 創業者:山本 耕祐
やまこうファーム株式会社 創業者:山本 耕祐