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フィンランド首相のおすすめ夏休み 自然を満喫する過ごし方紹介

Visit Finland、Jukka-Pekka Flander
Visit Finland、Jukka-Pekka Flander

 5年連続で「世界で最も幸福な国」に選ばれたフィンランド。豊かな自然にあふれ、北欧の幸福感を実感できる夏の過ごし方を、同国のサンナ・マリン首相が提案してくれている。少しずつ国境を越えてコロナ後の世界を探しに行くなら、国土の75%を森林が占め、8万以上の島々で構成される世界最大の群島地域があるフィンランドはぴったりだ。

サウナの島:ロンナ島  Visit Finland、Julia Kivelä、Jussi Hellstén
サウナの島:ロンナ島
Visit Finland、Julia Kivelä、Jussi Hellstén

 フィンランド政府観光局が紹介するサンナ・マリン首相おススメの過ごし方は、美しい自然を満喫できる森林や群島で、家族や友人と楽しむアウトドア。首相が現在住んでいる首都ヘルシンキには、海岸線に美しい島々が点在しており、首相のお気に入りの一つが、中央のマーケット広場からフェリーで10分の、小さくてインスタ映えするロンナ島だそうだ。ロンナ島の木造サウナでは、フィンランドの伝統的なスチームバスを体験した後、バルト海に漬かってリフレッシュできる。

歴史を感じる島:スオメンリンナ島  Visit Finland、Emilia Hoisko、Julia Kivelä
歴史を感じる島:スオメンリンナ島
Visit Finland、Emilia Hoisko、Julia Kivelä

 また、ユネスコの世界遺産に登録されているスオメンリンナ島は、マーケット広場からフェリーでわずか20分。要塞壁や博物館のほか、カフェやレストラン、250年以上の歴史を持つビール工場、そして居心地のよいビーチもある。ほかにも、セイテセミネン国立公園や古代の森、ヘルヴェティンヤルヴィ国立公園など、リラックスしたり体を動かしたりとさまざまな過ごし方ができる場所ばかり。夏の間は太陽がほとんど沈まず、国の大部分がほぼ24時間、光に包まれ、幻想的な白夜を体験できる。