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愛知県豊橋市で企画展「ポケモン化石博物館」 市内にマンホールの“ポケふた”も設置

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 愛知県の豊橋市自然史博物館で7月16日~11月6日まで、特別企画展「ポケモン化石博物館」が開催される。国立科学博物館の巡回展で、人気ゲーム「ポケットモンスター」の中のカセキから復元される「カセキポケモン」と実際の「化石・古生物」を見比べて、似ているところや異なっているところを見つけながら古生物学について楽しく学べる展示だ。豊橋市では、この企画展を盛り上げようと、ポケモンマンホール「ポケふた」を市内の4カ所に公開設置する。

常設展示室内では、誰でも持ち帰ることができるA5サイズ「とよはくツアー」マップ(絵柄にカブトと発掘ピカチュウが、水中でなかよく遊んでいる豊橋市自然史博物館用のオリジナルアートを使用)を配布
常設展示室内では、誰でも持ち帰ることができるA5サイズ「とよはくツアー」マップ(絵柄にカブトと発掘ピカチュウが、水中でなかよく遊んでいる豊橋市自然史博物館用のオリジナルアートを使用)を配布
『ポケふた』
『ポケふた』

 国立科学博物館では、ぼうくんポケモン「ガチゴラス」の実物大全身骨格想像模型とタルボサウルスが隣りに展示されていたが、豊橋市自然史博物館では「アマルルガ」と「アマルガサウルス」が隣りに展示される。このアマルガサウルス全身骨格(レプリカ、群馬県立自然史博物館蔵)のほか、ティラノサウルス下顎(がく)骨及び椎骨(実物、名古屋市科学館蔵)、複数のアノマロカリス化石(実物、個人蔵及び当館蔵)やプロトステガ・ギガス全身骨格(レプリカ、福井県立恐竜博物館蔵)、中部地方のアンモナイト化石(実物、個人蔵及び豊橋市自然史博物館蔵)なども展示される。

展示制作に携わった学芸員と博物館職員のイラスト 左より、相場大佑さん(三笠市立博物館)、小川達也さん・久保匡さん(国立科学博物館)、遠藤大介さん(元島根県立三瓶自然館)、一田昌宏(豊橋市自然史博物館)、髙桑祐司さん(群馬県立自然史博物館)
展示制作に携わった学芸員と博物館職員のイラスト
左より、相場大佑さん(三笠市立博物館)、小川達也さん・久保匡さん(国立科学博物館)、遠藤大介さん(元島根県立三瓶自然館)、一田昌宏(豊橋市自然史博物館)、髙桑祐司さん(群馬県立自然史博物館)

 また、博物館の化石担当学芸員とボランティアが化石のクリーニングや岩石の研磨作業などを展示する「カセキ研究ラボ」も設置。普段は見られない作業を見学できるのも面白そうだ。