おでかけ

伝統芸能の世界に触れる夜 開放的な屋上庭園で薪能

「二子玉川ライズ薪能」の様子(2021年撮影)
「二子玉川ライズ薪能」の様子(2021年撮影)

 なかなか身近に触れる機会がない伝統芸能だが、東京の二子玉川ライズ(東急・東京)では、屋上庭園「原っぱ広場」の開放的な空間で、自然を楽しみながら伝統芸能の世界に触れることのできるイベント「第七回 二子玉川ライズ薪能(たきぎのう)」を10月7、8日の2日間、開催する。7月18日からチケット販売が始まった。

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 2016年から毎年開催されている恒例イベント。薪能は、野外に設置された能舞台でかがり火をあかりとして行われる能楽。秋の夜風に当たりながら、かがり火に揺らめく幻想的で幽玄な世界を堪能できる。今年の演目は狂言の「呼声(よびこえ)」と、能の「小鍛冶(こかじ)」。観覧席は240席で、YouTube配信もある。