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明治が「イクボス企業同盟」に加盟 子育てしやすい環境づくりを推進

明治が「イクボス企業同盟」に加盟 子育てしやすい環境づくりを推進 画像1
明治×ファザーリング・ジャパン 「調印式の様子」

 

 明治(東京都中央区)は、社員のワークライフバランスの向上を目指し、特定非営利活動法人ファザーリング・ジャパン(東京都千代田区)設立の「イクボス企業同盟」に加盟。改正育児・介護休業法の4月からの順次施行を受け、男性の育児休業取得促進が求められる中、乳幼児用ミルクなども扱う社として、育児休業取得など「子育てしやすい環境づくり」の推進を目的に加盟を決断したという。

 イクボス企業同盟に加盟するには①ダイバーシティ経営の推進を行っている、これから行おうとしている②マネジメント職の意識や働き方改革を模索している③経営トップがそのことに理解があり、経営戦略としてコミットしている-の3つの要件を満たすことが必要。2カ月に1回定例会を開き、各企業の取り組み発表や情報交換を行う。「イクボス」は、ワークライフバランスを考えて部下のキャリアと私生活を応援しながら、結果を出しつつ、自らも仕事と私生活を楽しむことができる上司(経営者・マネジメント職)を意味する。

 明治の松田克也代表取締役社長は「今年は男性の育児休業取得に向け社会全体が動く年。乳幼児用ミルク事業を展開している当社は、特に“自分事”として取り組んでいく必要がある」としている。