カルチャー

本土復帰50年記念の「沖縄現代工藝展」 300年以上受け継がれる伝統の技を存分に楽しむ

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 沖縄本土復帰50年を記念し、東京・日本橋三越本店本館で、4回目となる「沖縄現代工藝展」が開催される。期間は7月27日(水)から8月9日(火)まで。器や暮らしを豊かにする雑貨、染め織物など上質な工芸品を好む大人のための沖縄現代工芸品を取り扱う「Galleryはらいそ」(沖縄県うるま市)を運営するmonobox社(同)の主催。

 300年以上の長い年月を経て受け継がれる伝統工芸がある沖縄。同展でお披露目されるのは、風をまとうような涼しげな宮古上布や南風原花織、芭蕉布、琉球びんがたなど沖縄の代表的な織生地を用いた琉装、琉球藍の香りがひろがる手織りの風合いを存分に楽しめる洋服やストール、伝統を受け継いで作られる首里織、南風原織、琉球びんがたなど。そのほか、糸の原材料となる芭蕉を栽培し、作った糸を染めて織られる芭蕉布など、厳選した帯や着尺なども。リビングを彩るのれんやタペストリー、額絵など、暮らしに彩りを添える作品も提案する。20弱の工房が参加する。

 期間中の10時から19時、日本橋三越本店本館(中央区日本橋室町1-4-1)5階のスペース#5で。問い合わせは、日本橋三越本店本館5階ギャラリー ライフ マイニング、電話03(3274)8935(直通)。