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あなたの作ったストーリーが絵本になるかも! 山田養蜂場が第6回「ミツバチの絵本コンクール」の作品募集中

小学校に寄贈された絵本
小学校に寄贈された絵本

 幼い頃、読み聞かせしてもらった絵本。自分で考えた物語やイラストが書籍化され、世に出回ったとしたらどんなにうれしいだろう。健康食品の製造・販売でおなじみの山田養蜂場(岡山県鏡野町) は、最優秀作を絵本として書籍化する第6回「ミツバチの絵本コンクール」のストーリー部門の作品を募集している。

 社会貢献活動の一環として1999年から行われている同コンクール。最優秀賞作品は絵本として書籍化した後、「みつばち文庫」(同社の書籍寄贈活動)の1冊として全国の小学校に寄贈される。また同社は「常に一人の人のために」を理念に、国外の子どもたちへ本を贈る活動やカンボジアに毎年1棟の校舎を建設・寄贈する教育支援活動など多様な社会貢献活動も行っている。

 このコンクールは、命の大切さや子どもたちの未来について共に考えたいという思いからスタートし、今回は通算24回目。これまでに58,899作品が応募されたという。

前回の最優秀作品「不思議なハチミツ屋さん」
前回の最優秀作品「不思議なハチミツ屋さん」

 募集は「ストーリー部門」と「イラスト(さし絵)部門」の2部門で、書籍化への流れを踏まえ、二段階形式で行われる。まず、9月12日(月)まで募集している「ストーリー部門」の最優秀賞を11月に決定(予定)し、次にストーリーに合わせた「イラスト(さし絵)部門」(11月募集開始予定)の最優秀作品を決定して、一冊の絵本となる。

 ストーリー部門で募集するのは、ミツバチやはちみつをテーマに、子どもたちの心を育てる絵本のストーリー。参加対象はプロ・アマ問わず年齢不問で、小学生以下の「子どもの部」と中学生以上の「一般の部」に分かれている。最優秀賞には、「一般の部」で賞金30万円と賞品が、「子どもの部」で図書カード5万円分と賞品が進呈される。

 このほか、両部門共通で優秀賞、入選、参加賞(全員)も進呈される。ストーリー部門の応募方法はウェブサイトから応募用紙をダウンロードして必要事項を記載の上、Eメールまたは郵送で応募する。応募や規定に関する詳細はウェブで確認できる。 

大昆虫展 in 東京スカイツリータウンのパネル展示
大昆虫展 in 東京スカイツリータウンのパネル展示

 また東京・墨田区で9月4日まで開催中の「大昆虫展 in 東京スカイツリータウン」では、山田養蜂場の取り組みのパネル展示や子どもたちに塗り絵を配布している。