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使わなくなった化粧品を回収しクレヨンにアップサイクル 西武渋谷店で8月23日から回収サービスを実施

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 使わなくなった化粧品がクレヨンに「変身」する!

 そごう・西武(東京)によると、西武渋谷店では、8月23日(火)から9月5日(月)まで、使われなくなった化粧品を回収してクレヨンにアップサイクルする取り組み「SHIBUSEI Choose the Future COSME no IPPO」を開催する。

アップサイクルクレヨン「ハロヨン」販売
アップサイクルクレヨン「ハロヨン」販売

 この取り組みは「COSME no IPPO(コスメノイッポ)」ディレクター大澤美保氏が、美容業界のゴミゼロを目指す活動として2021年秋にスタートした。

 化粧品の空き容器の回収を行う企業は増えているものの、中身を使いきれないまま廃棄されることが増えている。また、外出する機会が再び増え始め、化粧品を買い替える人が増えていることを受けて、役目を終えたカラーコスメを回収してアップサイクルする。

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大澤美保氏

 西武渋谷店では、化粧品フロアをはじめとした店内の複数個所に専用の回収ボックスを設置する。また、この取り組みに賛同する化粧品約20ブランドでも回収を行う。

 回収対象品は、アイシャドー(リキッドタイプ不可)、チーク、ハイライト、リップ(リップグロス、リップクリーム不可)、パウダータイプアイブロー、粉おしろい、フェースカラー。

 回収したカラーコスメは、画材になる素材を選定した後、クレヨンに加工する。アップサイクルされたクレヨンは通常「COSME no IPPO」ECサイトのみの販売だが、今回は店頭でも販売することで、アップサイクルの取り組みを実感できる機会を提供する。

アーティストによるハロヨンで描いたアート展示
アーティストによるハロヨンで描いたアート展示

 アップサイクルクレヨン「ハロヨン」は、西武渋谷店A館2階洋品小物、A館5階モードプラスで、税込み1,980円で発売される。

 また、油絵画家の長島伊織氏がアップサイクルクレヨン「ハロヨン」で描いたアートを展示する。場所は、同店A館1階のプロモーションスペース。