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神話の国・出雲の大社湾でクルージング事業開始 釣り船運航の「きむら荘」、 稲佐の浜などを観光船で遊覧

神話の国・出雲の大社湾でクルージング事業開始 釣り船運航の「きむら荘」、稲佐の浜などを観光船で遊覧 画像1
きむら荘 観光遊覧船「ごんげん丸」

 

 釣り船や遊覧船などを運航している「きむら荘」(島根県出雲市)はこのほど、新たに出雲大社に近い大社湾でクルージング事業を始めた。

 大国主命(おおくにぬしのみこと)が天照大神(あまてらすおおみかみ)に国を譲ったという「国譲りの神話」の舞台として知られる「稲佐の浜」を中心に、鳥居がある「弁天島」などを船の上から遊覧する約30分のクルーズだ。

 釣り船などで使用していた「ごんげん丸」をクルーズ船用に定員40人(屋上席10人、1階席30人)の観光遊覧船に改良した。料金は1階席3500円、屋上席4000円(オープン記念中は各500円引き)。荒天と乗客が5人未満の場合を除き1日4回(午前9時、10時、午後3時、4時)運航する。詳細はホームページを参照。

 この地域は文化庁の日本遺産「日が沈む聖地出雲」に指定されるなど、新たなパワースポットとして注目されているといい、観光客が増えていることからクルージング運航を始めたとしている。