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地球の歩き方に「日本」が初登場 47都道府県を完全収録

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 1979年の創刊以来、約160の国と地域を網羅してきた「地球の歩き方」(地球の歩き方・東京)だが、とても身近なのに国単位としてはまだ出版していない国があった。日本だ。この“ありそうでなかった”一冊が発売された。「地球の歩き方J00日本 2023~24」(地球の歩き方編集室、税込み3,300円)だ。

富士に桜のイラスト、頭上に舞うのはキジ。まさに“THE日本”
富士に桜のイラスト、頭上に舞うのはキジ。まさに“THE日本”

 40年を超える歴史の中で、初めて編集スタッフ総出で作った一冊は、「地球の歩き方」史上最多となる1,056ページ。東京、多摩、京都、沖縄、北海道に続く国内版シリーズ第6作目で、47都道府県をすべて網羅したガイドブック。歌川広重の浮世絵とともに東海道の今と昔をたどることができる「東海道五拾三次」や、日本を縦断する「西大山から稚内へ」は16泊17日もの“ガチプラン”の提案。伝統ある郷土料理から注目の新名物まで、訪れた先で気軽にトライできるグルメを紹介する「ご当地グルメ図鑑」や、地元のグルメにぴったり寄り添うその土地の日本酒を紹介する「おいしい酒図鑑」もある。