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富山市ガラス美術館で米美術館と共同企画展 10月16日まで「New Glass Now」開催

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富山市ガラス美術館 「コーニング・ガラス美術館共同企画 New Glass Now」

 

 富山市ガラス美術館は、10月16日まで企画展「コーニング・ガラス美術館共同企画 New Glass Now」を開催している。米ニューヨーク州にあるコーニング・ガラス美術館は、世界最大級のガラスコレクションで知られ、富山市ガラス美術館と「New Glass Now」展の共同開催を皮切りとした文化プロジェクトに関する相互協力の協定を締結したという。

  富山市ガラス美術館によると、コーニング・ガラス美術館では1959年に「Glass 1959」展、1979年に「New Glass: A Worldwide Survey」展などを開催。ガラス作家たちへの継続的な支援を通じて、現代ガラスの動向について把握に努めるとともに、優れた現代ガラスの豊かなコレクションを形成してきたという。

 今回はそのコレクションの中でも、2019年開催の「New Glass Now」展に出品され、その後収集された50以上の作家および団体による作品を展示する。「世界に向けて公募され、厳正な選定を経て集められた作品からは、素材としてのガラスの特性から引き出される新たな表現や、今日のわれわれを取り巻く状況や問題をテーマに制作を行う作家たちの多様な試みを見ることができる」と説明している。

 開催概要は以下の通り。期間中、学芸員による作品解説も行う。

■会場:富山市ガラス美術館2・3階 展示室1-3 
■開場時間:午前9時30分~午後6時(金・土曜日は午後8時まで) 
■閉場日:第1、第3水曜日 
■観覧料:一般1200円、大学生1000円 

 詳細は富山市ガラス美術館ホームページを参照。