群馬県北西部の吾妻郡中之条町が、地域おこしイベントとして「なかのじょうイナゴンピック」を10月8日(土)に行う。3年ぶりで12回目の開催。
競技は、制限時間内にイナゴを捕まえた数を競う「イナゴ捕り競争」と、専用ステージでイナゴをジャンプさせた距離を競い合う「イナゴのジャンプ競争」からなる。
当日の午前9時に「道の駅霊山たけやま」(吾妻郡中之条町大字五反田222-1)に集合し、会場の田んぼに移動する。開幕は午前10時で、午後3時に終了予定(雨天中止)。
栗おこわとけんちん汁の昼食が用意されている。
上位3位にはメダル、新米やリンゴなどの賞品が出る。参加費は大人1,000円、小学生以下500円。定員50人で、山里テーマパーク部会ホームページまたは同事務局の電話(0279-26-7727)で、9月30日(金)まで申し込みを受け付けている。
飲み物、手袋、長靴、着替えを持参、汚れてもよい服装での参加を呼びかけている。
観光商工課は「イベントを通じて町の自然を楽しんでもらえれば」と話している。
昨年度、約115万人が観光目的で中之条町を訪れた。同町の観光のメインスポットは四万温泉で、およそ25万人が足を運んでいる。名産品は木工品で「めんば」と呼ばれる弁当箱や木鉢、わら草履に布を織り込んだ「こんこん草履」などがある。