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CO2“実質ゼロ”の自販機に切り替え ダイドードリンコ、住友不動産運営ビルで

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ダイドードリンコ 「LOVE the EARTH ベンダー」

 

 ダイドードリンコ(大阪市)はこのほど、住友不動産(東京都新宿区)が運営するオフィスビルなどに設置する自動販売機を、二酸化炭素(CO2)排出量実質ゼロを掲げる自販機「LOVE the EARTHベンダー」に切り替える、と発表した。

 非化石(太陽光・風力・水力・地熱・バイオマスなど再生可能エネルギー)発電の環境価値を売買可能にした「再エネ指定の非化石証書」を、ダイドードリンコが「LOVE the EARTHベンダー」の年間消費電力量相当分、代理購入し、同自販機のCO2排出量を実質ゼロにするという。

 このほか、ダイドードリンコは脱炭素化に向けた取り組みとして、CO2吸収源を増やすため「LOVE the EARTHベンダー」1台設置につき1本植林するほか、環境に有害な影響を与えるプラスチックごみの削減も目指し、自販機でのアルミボトル缶飲料の取り扱いを増やしている。

 設置先の住友不動産は「“お客様と共にサステナブルな未来を創る”という企業間協働で脱炭素などの社会課題に取り組むダイドードリンコの考えに共感した」としている。