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「沈没をあきらめない!」 温暖化考えるトイレットペーパー

沈没をあきらめない!地球温暖化の問題を考えることができるトイレットペーパー
沈没をあきらめない!地球温暖化の問題を考えることができるトイレットペーパー

 トイレの中で本や雑誌を読んだり、スマホを持ち込んだりという人は少なくない。このトイレットペーパーは、そんな「読める時間」にうまくヒットしそうだ。地球温暖化の問題についてのさまざまな情報を図やイラストで表現した、小学生発案のインフォグラフィックが印刷された「沈没をあきらめない!地球温暖化の問題を考えることができるトイレットペーパー」(海と日本プロジェクト広報事務局・東京、1ロール税込み220円)が、11月1日、サンシャイン水族館内「ショップ アクアポケット」で発売される。

サンシャイン水族館賞受賞作品 「沈没をあきらめない。 」
サンシャイン水族館賞受賞作品 「沈没をあきらめない。 」

 全国の小学生を対象に海の自由研究を募集し、ノミネートされた小学生20人が御茶の水美術専門学校の学生と共同でインフォグラフィックを制作した。サンシャイン水族館副館長の長塚信幸氏が審査員として参加し、サンシャイン水族館賞を決定。受賞者の作品をトイレットペーパーに印字した。

 長塚氏は「スカイツリーや自由の女神といった世界中の名所が、もしかすると海の底に沈んでしまうかもしれない。その危機をすごく端的に表現してくれた作品でした」とコメントしている。11月から水族館内のトイレにも備え付けられるという。