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「ACジャパン広告学生賞」の応募作品を募集 テーマは公共問題で、グランプリ作はテレビ放送・新聞掲載

「ACジャパン広告学生賞」の応募作品を募集 公共問題がテーマ、グランプリはテレビ放送・新聞掲載 画像1
ACジャパン テレビCM部門グランプリ(前回)「聞こえているのに、聞き取れない」

 

 公益社団法人ACジャパン(東京都中央区)は、学生を対象にした第19回「ACジャパン広告学生賞」の作品を募集している。

 ACジャパンは、公共マナーや環境問題など、社会にとって有益と思われるメッセージを広告の形で発信することで、社会貢献を目指す民間組織。広告学生賞は、ACジャパンの会員校(大学・大学院・専門学校など)の学生を対象に広告作品を募集し、優秀作品を表彰している。

 テーマは、公共問題(思いやり・助け合い、公共マナー、人と人とのコミュニケーション、命の重み、環境問題など)で、未発表のオリジナル作品。テレビCM部門は30秒テレビCM、新聞広告部門は新聞広告モノクロ15段。エントリーは、テレビCM部門が2023年1月13日まで、新聞広告部門は2023年1月6日まで。

 賞はグランプリ(各部門1作品)に賞状、トロフィー、副賞(ギフトカード10万円分)と、準グランプリ、審査員特別賞などがある。発表は2023年3月の予定。グランプリ、準グランプリの計4作品は、2023年7月から1年間、テレビはBS民放11局で放送、新聞は全国紙5紙に掲載される。

 前回は「テレビCM部門」に260点の応募があり、APD(聴覚情報処理障害)をテーマにした「聞こえているのに、聞き取れない」、「新聞広告部門」は520点の中から認知症をテーマにした「バスの来ないバス停」が、それぞれグランプリを受賞した。