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若者の情報収集 10代女子はググるよりSNS検索

0001 ソーシャルメディアの影響力は、いまさら言うまでもない。チュニジアで、露天商が焼身自殺した写真が拡散され、「アラブの春」の端緒の一つになったと言われたのも、もう7年前。いまやトランプ米大統領の“ツイッター外交”が、世界を揺さぶるほどになっている。ニッポンの若者たちも、その”オンラインの自由“は十分享受しているようで、電通総研メディアイノベーション研究部の調査によると、若年層はグーグルなどのいわゆる検索サイトではなく、SNS経由の検索が増えているという。

 15~34歳男女を対象にした、SNSを通じたビジュアルコミュニケーションについての調査。それによると、芸能人・著名人の情報の収集は、全体では55.2%が検索サイト、SNSを使う人は39.4%だが、10代女性に限定するとこれが逆転、54.5%がSNS検索、検索サイトは49.1%だ。ファッショントレンドなどについても同様の結果になった。1日の平均「いいね」数は、Facebookで9.3回、Instagramで10.3回。およそ4人に3人の割合で、SNS上の写真や動画の影響で何らかの購買・消費をしたことがあると回答した。

 もちろん自分からの情報発信も活発だ。SNSの発信モチベーションは、1位が「自分自身の体験のストック」、2位「つながり、コミュニケーション」、3位「生活のアピール、演出」。自分の姿や日々の体験を加工アプリで盛ってコンテンツ化する人も多く、1投稿あたりの写真加工アプリ使用数は平均3個。その他、動画の加工も盛んだ。一定時間後に消えてしまう動画や短めの動画で発信のハードルを下げ、手軽に動画のシェアを行う人が増えているという。