カルチャー

文芸誌『文藝芸人』 文藝春秋から新雑誌

img_124457_1 タイポグリセミアが頭に浮かぶ。文字の並びが間違っていても“正しい”文章で認識できる、というアレだ。思わず“文藝春秋”と読みそうになるが、「文藝芸人」だ。文藝春秋・電子書籍編集部が、文春MOOK「文藝芸人」の電子版を発売した。紙版も同時発売だ。

 文藝春秋とよしもとクリエイティブ・エージェンシーがタッグを組んで作った、まったく新しい文芸誌。文藝を舞台に、小説、エッセイ、イラストなど、よしもと芸人たちが異才を思う存分発揮。松本人志さんは、「若手芸人との『共同論文』」というこれまでにない試みに挑戦、「ゴリラへの詫び状」「火星人の殺し方」「なぜ日本人はウンコが好きなのか?」というシュールなお題を200人以上の若手に提示した。

 これに銀シャリ・鰻和弘さん、横澤夏子さん、オカリナさんたちが“らしい”返しを連発、レジェンドと若手の絡みで新しい笑いの地平が見える好企画だ。元祖・文藝芸人、又吉直樹さんの単独インタビューや、ブラマヨ・吉田敬さんの「結婚」をテーマにした座談会など、芸人たちの魅力が詰まった一冊だ。