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ヤマハが最上級アナログプレーヤー、セパレートアンプ発表

ヤマハ ターンテーブル 『GT-5000』 カラー:(B)
ヤマハ ターンテーブル 『GT-5000』 カラー:(B)

 ヤマハは、同社最上位となるアナログプレーヤー「GT-5000」(60万円・税別)、プリアンプ「C-5000」(90万円・同)とペアマッチのパワーアンプ「M-5000」(90万円・同)を発表した。楽器メーカーとしても知られる同社らしく“音楽ファンのための音楽再生機器”をコンセプトに、その音作りの技術、ノウハウを注ぎ込んだフラグシップモデルとなる。発売はセパレートアンプC-5000/M-5000が12月上旬、GT-5000はまだ作り込みの真っ最中とのことで、やや先となる2019年4月を予定している。

GT-5000

ヤマハ ターンテーブル 『GT-5000』 カラー:(B)
ヤマハ ターンテーブル 『GT-5000』 カラー:(B)

 同社には一時代を築いたGT-2000というモデルがあるが、GT-5000はその高質量、高剛性の思想を継承しつつ、最新のオーディオ技術で完成を目指すモデル。駆動方式はオーソドックスなベルトドライブで、7.2kgの重量級プラッターをACシンクロナスモーターで回転する。

 ベースのキャビネットのサイズが横幅546mm、奥行395mm、厚さ120mmで重量14.3kgと超大型。トーンアームの設計が凝っていて、テーパードのカーボンパイプ(外側)と銅メッキアルミパイプ(内側)の2重構造のストレートデザインでヘッドシェル交換可能と、最新の設計になっている。

ヤマハ ターンテーブル 『GT-5000』 カラー:(B)
ヤマハ ターンテーブル 『GT-5000』 カラー:(B)

 さらに最新のフィーチャーとなるXLRバランス出力の装備も特筆ポイント(通常のRCA出力もあり)。カートリッジの出力はそもそもバランスなのだが、これをPCAピンに変換、適合させることなく、ストレートに出力できるので、C-5000/M-5000と使えばカートリッジからスピーカーまでの完全バランス伝送を実現させられる。

 回転数は33・1/3と45rpm、クオーツ制御でスピード微調整も装備。音質調整に使えるフェルト、シリコンゴムの2種のターンテーブルシート、回転数をチェックするストロボスコープ/ストロボライトなど付属品も豊富だ。

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C-5000/M-5000

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  C-5000は、フラグシップモデルとしてスイッチやノブなど一つ一つが新設計であるばかりでなく、コンストラクションも斬新なデザインを採り入れている。回路構成は左右チャンネル独立の全段バランスだが、ユニークなのはその回路が左右対称ではなく、上下に対称に配置したブックマッチコンストラクションとしていること。これにより、信号経路の最短化と同時に給電ラインの大幅な短縮化が可能となり、生々しい臨場感と正確な音像の描写を可能にしたという。

ヤマハ プリアンプ 『C-5000』
ヤマハ プリアンプ 『C-5000』
ヤマハ パワーアンプ 『M-5000』
ヤマハ パワーアンプ 『M-5000』

 パワーアンプM-5000は、音質に定評あるMOS-FET出力素子を左右でパラレルに使い、8Ωで125W+125W、4Ωで250W+250W、2Ωで500W+500Wというリニアなダイナミックパワーを獲得。設計の正統性と確かさを示している。また、出力段を左右で正確に動作させるための特許技術、フローティング&バランスで高音質化を図っているところも見逃せないところだ。このほか大型電源トランスにより発生する振動を他に影響させることなく速やかに分散、吸収をはかるシャーシ構造や新設計の脚部、駆動エネルギーの源して淀みなく各回路に供給する大容量で高効率のトロイダル型電源トランスなど、オーソドックスに音質を追求。精度感を高めるパワーメーター、プリのC-5000に呼応したバランス入力も装備している