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オーディオテクニカが高級フォノカートリッジ2モデル発売

オーディオテクニカが高級カートリッジ2モデル_img

 音響機器のオーディオテクニカ(東京都町田市)は、レコード再生用のMCカートリッジ「AT-ART9XA」(税別15万円)と「AT-ART9XI」(同15万円)を発売した。長年、カートリッジを作り続けてきた同社の技術を惜しみなく注ぎ込んだ上級モデルとなる。

 AT-ART9XAは、発電回路に独自の逆V字型配置のデュアルムービングコイル(MC)方式で、コイルはさらに低歪みな空芯コイルとしたモデル。左右チャンネルの高分離度やワイドレンジ特性を得ている。音溝のトレース能力の高い形状であるシバタ針と、高剛性で針先の感度や応答性を高めるボロンカンチレバーも採用する。このほか、専用設計の磁気回路と高磁力マグネットや高純度PCOCCコイル線材などで、高音質化を図っている。

AT-ART9XA
AT-ART9XA

 AT-ART9XIも逆V字型配置のデュアルMC方式で、一般的な鉄芯型として、より使いやすい0.5mVの高出力を得ている。針先形状はこちらも信号の読み取り能力に長けたラインコンタクト針で、カンチレバーはボロン、ボディ構造やPCOCCコイル巻線なども、AT-ART9XAと同等で、使い分けて音の違いを楽しむマニアックな使い方にも応えている。

AT-ART9XI
AT-ART9XI