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デスクトップでも広大な音場空間を再現 ソニーの“ニアフィールド”パワードスピーカー

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 ソニーは、“ニアフィールド”パワードスピーカー「SA-Z1」を発売した。デスクトップのような小さな空間に設置しても、目の前に「広大なステージ感」を再現するように設計されており、同社の音響技術やデジタル技術が駆使されている。価格は78万円(2台1組・税別)。

 ニアフィールド再生ではスピーカーから聴く人までの距離が近くなるので、低音ウーファーと高音トゥイーターの音を音波として合成することや、低音域を得るための空間が得られず音場の広がりやステージ感の再現は難しいとされてきている。

 SA-Z1では、ウーファーの中央部に、広がりと明瞭な音像を両立させる3基のトゥイーターを同軸上に配置して、低音と高音の一体化を図る。また各ユニットは独立した専用デジタルアンプで駆動。さらにこれらアンプをFPGAに組んだプログラムで音波の波面がそろい、一体の点音源となるように精密にコントロールしている。また、低音については、エンクロージャーと前面と背面、各1基のウーファーを向き合うように配置することで、互いの力を打ち消し合い歪みを低減。また前後方向に大きく低音が広がるように設計しているという。

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 エンクロージャーは、ニアフィールドで耳に届きやすくなる箱鳴りなどを抑え押さえ込むために、厚みのあるアルミ板を伝統的な木工技術に想を得た接合方法で組み上げ。内部のさまざまな強化構造と相まって、びくともしない堅牢さを得ている。

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 オーディオ入力は、ウォークマン/Xperia専用と光のデジタルが2系統、アナログはRCA、XLR、ステレオミニの3系統で、本格的な高級オーディオコンポからウォークマンまで高品位な再生が可能。また、内蔵デジタルアンプは、PCM384kHz/32bit、DSD11.2MHzという、最大級のハイレゾ音源にも対応している。大きさと重さ(1台)は、幅199mm x高さ207mm x奥行326mm・10.5kg。