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倉科カナ、心に闇を抱えた役に「通じるものがあった」 「昔の自分を見ている感覚がありました」

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 映画『女たち』公開祈念プレミアムトークショーが21日、東京都内で行われ、出演者の篠原ゆき子、倉科カナ、スペシャルMCとしてフリーアナウンサーの笠井信輔が登壇した。

 本作は、山あいの田舎町を舞台に、息苦しい日々を送る女性たちの姿を描いた人間ドラマ。体が不自由な母親と二人暮らしをする主人公・美咲を篠原、美咲の親友・香織を倉科、自暴自棄で娘に当たり散らす毒母の美津子を高畑淳子が演じた。

 不幸が重なる女性を演じた篠原は「本当につらくて、後から円形脱毛症もできたんです」と撮影時のエピソードを披露。

 しかも、コロナ禍の影響で「撮影後にスタッフや共演者の方と『ご飯に行こう』と息抜きすることもできず、役と離れる時間がなかった。ずっと美咲のまんま、群馬の富岡で約1カ月弱を暮らしていました」と振り返った。

 倉科が演じた香織も、心に闇を抱えた役どころ。笠井アナから「謎めいた女性」と指摘された倉科は「私も若干言われます。『よく笑っているけど、目が死んでいる』って」と明かした。

 続けて、「通じるものは感じました。香織ちゃんって孤独の象徴というか。『もっとこうしたいのに、どうしてできないんだろう』という、負のスパイラルの感じはよく分かる。今はコントロールできるけど、香織ちゃんと向き合うと、昔の自分を見ている感覚がありました」と打ち明けた。

 「そんな精神不安定な時期も?」と尋ねられた倉科は「ありますよ。本当に、香織ちゃんみたいにお酒をガーッと飲んで、一歩踏み出せば、飛び降りることも何だってできる。生きるってシーソー。一歩踏み出してしまえば、違う世に行けるわけだから、それをどう踏みとどまるかなんですよ」と語った。

 映画は6月1日から公開。