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祝30回!OSシネマズ「活弁ライブ」 1月30日に『番場の忠太郎 瞼の母』上映

『番場の忠太郎 瞼の母』
『番場の忠太郎 瞼の母』

 明治から昭和の初期にかけて、映画は「活動写真」と呼ばれていた。当時日本では、サイレント映画に、弁士によるナレーションやセリフ語りと楽士による楽器の生演奏で新たに命を吹き込む、世界でも珍しい鑑賞方式で映画を楽しんでいた。シネマコンプレックス「OSシネマズ」を経営するオーエス(大阪市)が、それを再現。「活弁ライブ」として、2018年から数々の作品を上映してきたが、1月30日(日)に記念すべき30回目を迎える。

 今回上映されるのは、片岡千恵蔵主演×稲垣浩監督の『番場の忠太郎 瞼(まぶた)の母』(1931年)。股旅物の第一人者である長谷川伸の戯曲を初めて映画化した義理人情の物語だ。弁士を務めるのは大森くみこ、ピアニストに天宮遥。第1回の『キートンのセブン・チャンス』からコラボを続ける二人の息の合ったパフォーマンスも「古いけれど、モダンで愉快斬新」と好評を博している。

大森くみこ(活動写真弁士
大森くみこ(活動写真弁士
天宮遥(ピアニスト)
天宮遥(ピアニスト)

 大森は、「初めはこんなに続くと思っておらず(笑)、改めてこれまでの公演のチラシを見返して感慨深い思いでいっぱいです。どこでも映画を見られる時代、現代の映画館に求められることは体験なのではないでしょうか。生のライブ活弁はうってつけのコンテンツです。どうかこのすてきな場所で活弁ライブが続きますよう…ぜひ“古くて新しい映画体験”をしに、どなたも気軽にいらしてください」とメッセージを寄せた。OSシネマズ神戸ハーバーランドで、1月30日(日)13:00開演(上演時間90分)。