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長谷川博己、“コーチ”綾瀬はるかに「たまに叱られたい」 「役と彼女の天使的な雰囲気がマッチして完璧でした」

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 映画『はい、泳げません』公開直前イベントが25日、東京都内で行われ、出演者の長谷川博己、綾瀬はるかと渡辺謙作監督が登壇した。

 本作は、水恐怖症で泳げないのに言い訳ばかりをする堅物の哲学者・小鳥遊雄司(長谷川)と、彼に水泳を教えるコーチの薄原静香(綾瀬)の姿を描いた、希望と再生の物語。

 2人はNHK大河ドラマ「八重の桜」(13)で夫婦役を演じて以来、約9年ぶりの共演。

 綾瀬の印象を聞かれた長谷川は「ますます華々しさも素晴らしく、本当に頼れる共演者。9年ぶりに芝居をしましたが、僕は違和感なくスッと入れました」と笑顔で振り返った。

 綾瀬の“コーチぶり”については、「本当に先生っぽかった。今回の超人的な役の感じと、彼女の持っている無邪気さ、天使的な雰囲気がマッチして完璧でした」と語った。

 渡辺監督が「鬼にもなれるし、笑顔はキュート。生徒としてはたまらなかったでしょ?」と尋ねると、長谷川は「たまに叱られたいなと思いました」と返して笑わせた。

 一方、綾瀬は「台本を読んだとき、この役は長谷川さんにぴったりだと思いました」とコメント。

 「どんなところが?」と問われると、「一点をブワァ~と突き詰めていく感じ。こだわりがある。なんだけど、最終的にもがいているところを、周りのみんなが支える感じ。あっ、いい意味ですよ」と笑いながら説明した。

 また、物語にちなみ「できないこと」を尋ねられた長谷川は「服を捨てられない」と回答。

 「洋服を買うのが好きで、とりあえず買っちゃう。結局着ないまま取っていると、どんどんクローゼットが埋まってしまう。断捨離しなきゃと思うけど、衣装で使えるかも…と考えると捨てられない」と苦笑した。

 綾瀬は、カマキリのイラストとともに、「(虫を)触れません」と回答。

 「野生児っぽい感じで、捕まえられそうと思われるんですが、特にカマキリが苦手で」と明かし、苦手な理由については「パリッとしてそうで」と顔をしかめながら語った。

 映画は6月10日から公開。