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橋本愛「家庭教師のトラコ」を演じながら「私ミタなのかな?」 板谷由夏「息子が中学受験で血を吐く思いをした」

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 ドラマ「家庭教師のトラコ」完成披露試写会が9日、東京都内で行われ、出演者の橋本愛、中村蒼、美村里江、板谷由夏、鈴木保奈美が登場した。

 本作は、謎の家庭教師・トラコ(橋本)が、年齢も、抱えている問題もバラバラの3人の母親と3人の子どもを救う“個別指導式”ヒューマンドラマ。ドラマ「家政婦のミタ」などのヒット作を生み出した遊川和彦氏が脚本を執筆する。

 主演の橋本は「遊川さんの作品が好きな方には、遊川さんが返ってきたと思ってもらえる期待もありますし、教育に関して描いている作品なので、自分を顧みて、自分の子どもだったり、これからどう向き合うべきかというのを、考えるきっかけになってくれたらうれしいです」とアピールした。

 トラコを演じる際には、ドラマ「家政婦のミタ」松嶋菜々子が演じた三田灯を思い起こすシーンもあるという。

 橋本は「現場で壁からのぞくときに、あれ、私三田かな? 若干三田入っていない? みたいなときがあって。10年前にドラマを見ていたときは、私がこっち側をやる人生になるなんて思ってもいなかったです」と笑顔で話した。

 トラコの幼なじみ・福田福多を演じる中村は、一話を見た感想として、「親と子の関係というのは、突き刺さる部分がありました。親が子どもを思う気持ち、でも、子どもが本当にやりたいことは何かとか、そういうことを考えさせられる作品だったので、楽しんでいただける作品になっていると確信しました」と自信をのぞかせた。

 作品の内容にちなみ、受験にまつわるエピソードを聞かれた板谷は「私は去年、息子が中学受験で血を吐く思いをしました。ジェットコースターに乗っているみたいに、彼の偏差値にみんなで、は~ってなったり、あ~ってなったり。家族みんなで乗り越えた感じがありました。中学受験を通して、家族の団結力が生まれたと思います」と明かした。

 ドラマは、20日、午後10時から日本テレビ系で放送スタート(毎週水曜午後10時から放送)。

浴衣姿で登場した面々 (C)エンタメOVO