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山寺宏一、ソニック役・中川大志の成長に目を細める 「鎌倉を支えるとんでもない実力派武将もやっている」

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 映画『ソニック・ザ・ムービー/ソニック VS ナックルズ』初日舞台あいさつが19日、東京都内で行われ、日本語吹き替え版の声優を務めた中川大志、山寺宏一、木村昴、広橋涼、中村正人(DREAMS COME TRUE)が登壇した。

 本作は、1991年に発売されたセガの人気アクションゲーム「ソニック」シリーズをハリウッドで実写映画化したもの。今回は続編となる。

 前作に引き続き主人公ソニックの声を演じた中川は「1作目のときは、(コロナ禍で)お客さまの前に立つ機会がなかったので、久々に皆さんと会えてうれしいです。しかも初日に。ありがとうございます」とあいさつし、満面の笑みを浮かべた。

 悪の天才科学者ドクター・ロボトニックの声を担当した山寺は、かつて自身がMCを務めた子ども向け番組「おはスタ」に、当時中学生だった中川がレギュラー出演していたこともあり、「僕が育てたようなものですから」と言ったが、すかさず「うそです!」と撤回。

 ところが中川は「うそじゃないです。お父さんです」と返した。

 声の演技に関して、「今回、何か中川さんにアドバイスした?」と尋ねられた山寺は「言うわけがない。でも完成したものを見ると、ますますすごくなっているなと。お見事でした」と中川の成長をたたえた。

 続けて、「あのピュアで楽しいソニックを演じながら、鎌倉を支えるとんでもない実力派武将もやっているんですよ。同じ人ですよ!」と、中川が出演中のNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」を引き合いに出して笑いを誘った。

 一方、ナックルズ役の木村は、現在の「おはスタ」でメーンMCを担当。「日本が誇るこの名作に携われて光栄。個人的には、山寺さんや“おはスタファミリー”と今回ご一緒できたことに、エモい感情があります」と喜びを語った。

 この日は「俳句の日(8月19日)」にちなみ、キャスト陣が「夏休みにしたいこと」を俳句で発表することに。

 中川は「キンキンに 冷えたビールと 青空と」と披露し、「暑い中、やはり青空の下でプシュッとビールを飲みたいなと思いまして」とコメント。山寺は「大志、大人になったなあ。中学生だったのになあ」と目を細めた。