井上ひさしの戯曲を上演している、こまつ座(東京)は、第145回公演として「吾輩は漱石である」を11月12日~11月27日の期間、紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYAで上演する。
晩年の漱石に多大な影響を与えたといわれる「修善寺の大患」。作風のみならず本人の死生観までに影響を与えた三十分間の意識の空白の中、『坊ちゃん」『三四郎』『それから』などの漱石作品を思わせる登場人物たちが、各々が抱える「どうしようもない淋しさ」を埋めるために動きだす── 。
今回、夏目漱石の評伝劇が鵜山仁(うやま・ひとし)の演出によって、こまつ座において初公演されることになった。
入場料は8,800円(全席指定、税込み)、U-30(観劇時30歳以下)6,600円。
問い合わせは、こまつ座(03-3862-5941)まで。前売りチケットは、こまつ座オンラインチケットから。